点数公開!難易度は?110回医師国家試験うけてきたよっ(まとめと感想)
国家試験終わったーーー!!
110回医師国家試験をともに受験した医学生のみんな、本当に本当にお疲れ様でした。
受ける前は、こんなにメンタルがやられる試験だとは思っていなかったですね。
二度と受けたくないなー
110回医師国家試験を終えて
① このブログの記事は役に立ったのか?
② 国家試験を終えての感想
③ 私の予想得点発表!
この3つをお話したいと思います。
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① このブログの記事は役に立ったのか?
はじめて間もないこのブログが、国家試験に役だったのか検証していきます。
まずはひとつ。
110-F4の問題
必修の血液生化学検査の問題ですが、下のリンクの記事が役に立ちましたね。
この知識は臨床問題に役立つと思って書いたのですが、まさかそのまま必修の一般問題で問われるとは思ってもみませんでした。
よんでいない方はぜひ!
110回の臨床問題でも私は多用しました。
ふたつめ。
やはりウィルソン病の問題が出ましたね。
110-I40です。
ウィルソン病はみなさん出ると思っていたでしょうし、この記事が直接みなさんの役にたったのか定かではありませんが、この記事を読むとウィルソン病の病態がわかりやすくなると思います。
おまけとしては
110-H79のベーチェット病の問題。
HLAの問題がもう少し出るかと思っていたのですが、意外と少なかったですね。
いちおう、110-D25で血清反応陰性脊椎関節症が出ましたね。
このブログはそこそこ成果を残したのではないでしょうか?
予想問題はほとんど当たりませんでしたけど、まぁ誰も期待していなかったでしょう。
始めて1か月くらいのこのブログ、これからもっと良いものにしたいと思います。
② 国家試験を終えての感想
110回医師国家試験を一言で表すなら、
メンタル勝負の試験でした。
本当につらかった。
一人で臨んでいたなら最後まで会場に残れなかったのかもしれません。
私は国家試験の前日から友達とホテルに泊まって勉強していたのですが、これは本当に正解でした。
緊張と不安で押しつぶされそうになった時も友達のしょうもない冗談で心が休まったり、問題を出しあったりしたものが本番で直接出たり...
やっぱり持つべきものは友達ですね。
再び痛感いたしました。
問題ひとつひとつをみての感想ですが、
今年は一筋縄ではいかない問題が多かった。
例年より外科系の問題が多かったような気がしますし、オペするのかケモだけなのかといった、しっかりと基準を覚えていなければ解けない問題ばかりでした。
以前のように遠隔転移があればオペはできないといったざっくりとした知識ではもうだめですね。
111回以降を受けられる方は外科系をしっかり対策することをおすすめします。
また、最近問題になっているポリファーマシーに関連した問題や抗菌薬適正使用に関する問題など、現在臨床の現場でホットなテーマが問題として出てきたことを考えるとなかなかメッセージ性の強い回だったのかなと個人的には思いますね。
後輩に何かメッセージを残すとするなら、しっかりと大学の授業を聞き実習をまじめにこなすことですね。
実習で実際に担当させて頂いた患者さんから学んだことが驚くほど試験にでました。国家試験が臨床重視になってきていることを体感しました。
また、臓器別の試験や卒業試験などできかれた細かな知識も国家試験に役立ちました。
大学の試験もあなどれませんね。面倒くさいと思った卒業試験もちゃんと勉強してよかったと今になっておもいます。
① 私の予想得点発表
この予想得点はみんコレを利用してでたものです。
実際の正解とは多少誤差があると思いますので参考までにしてください。
まずは予想解答@NTT解説付き
次は予想@広島
最後は予想解答@東京解説付きv0.5
うーん、
一番悪いのをとると
一般78%
臨床71.5%
必修88%
ですね。
今年は難しかったのでしょうか。どうなんでしょう。
medu4では平年並みとかいわれていて少し悲しいです。
絶対に難しかったでしょう!!
臨床71.5%はちょっと低い気がしますがおそらくボーダーが7割を超えることはないと思いますので受かっていると信じたい!
必修は全て88%だったので大丈夫でしょう。やったね!
こうしてみると、やっぱり私は臨床が弱いなー。
よく聞く言葉に
「国試の点数と実臨床の優秀さは相関しない」
というものがありますが実際問題どうなんでしょうか。
実際に研修医になってみて、判断したいと思います。
最後になりましたが、ここまでこれたのは自分を育ててくれた両親や周りの友達、先輩後輩など、数えきれない人達のおかげです。
少しずつ医師になって還元していけたらなとおもいます。
本当にありがとうございました。
そして皆さんお疲れ様でした。